スポーツの鉄人に聞け!
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月刊コーチングクリニック誌「スポーツの鉄人に聞け!」に掲載されたQ&A集、
および当ホームページに寄せられたご質問とご回答をご紹介します。

冬のウォームアップの工夫とは?
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Question
冬は身体が温まるのに時間がかかります。いつもより長くウォームアップを行ったほうがよいのでしょうか。効率的なウォームアップの方法を教えてください。

Answer
この質問には、ウォームアップの生理的な効果や、具体的な方法はすでに理解されているものとしてお答えします。

個人競技
 冬になると寒くなるので、当然、身体が温まるまでに時間がかかります。そのため夏季よりも時間をかけてウォームアップを行いましょう。個人競技では、自分でウォームアップのメニューを組み立てられるので、種目の特異性に合わせて工夫をしましょう。例えば、瞬発力が必要な種目と柔軟性がメインの種目とでは、暖気運転をしておくべき筋肉やその内容が違ってきます。個人の特徴(冷え性とか平熱が高いとか)と種目の特異性の両方を念頭において、適切なさじ加減をしましょう。その際に、屋外のスポーツであれば風を通さないウインドブレーカーを着たり、保温力の高いアンダーウエアを着たりという工夫も必要です。屋内でも暖房の設備がない場合には同様にします。
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チームスポーツ
 チームスポーツでは、チーム全体で同じウォームアップを強制される場合があります。温まりやすい人もそうでない人も同じメニューでは、激しい運動に向けて身体を十分に準備できない人が出てきます。温まりにくい人はレッグウォーマーやアンダータイツなどの衣類で工夫したり、スポーツ用の軟膏や、カイロ類、ホットパックなどを利用したり、個人的に早めにウォームアップを開始したりというように、実施可能な範囲内で工夫をする必要があります。
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体調・環境チェック
 また、日々変化する体調や環境なども注意したい点です。内的要因の体調は、主観的なものなので、本人には明白でも指導者にはわかりにくいものです。冬は空気が乾燥しているためにノドを痛めたり、カゼを引きやすくなったりと、体調を崩しやすいもの。食事の内容や睡眠時間によっても身体の状態はかなり違ってきます。そのため体調を考慮したウォームアップが必要です。
 外的要因の環境も、モニターしましょう。日々の気温、湿度、風などの気候条件はもちろん、合宿や遠征に出かけるとすべての環境条件が変わってきます。変化する環境のなかでも、ケガなく最高のパフォーマンスを引き出せるウォームアップをするためには適宜、さじ加減をしなければなりません。
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(岩崎由純:NEC女子バレーボール部ヘッドトレーナー、JATO副会長)
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